2006年12月10日

だが、そこに魂はあった。 天皇杯札幌×新潟

 今日はサッカーを見に行ってきた。

天皇杯5回戦 コンサドーレ札幌×アルビレックス新潟 の一戦。

 東京に来てから、野球は何度も何度も見に行っているけどサッカーはほとんど生で見たことがなかった。昔、札幌にいたころは地元ということもありコンサドーレを熱く応援していた時期もあったのだけれど・・・

 そんな中天皇杯でコンサドーレがジェフに金星を挙げたおかげで、この時期にコンサドーレの試合が関東で見られることとなった。
 試合会場は、千葉県・蘇我のフクダ電子アリーナ(通称・フクアリ)ジェフ千葉のために最近できたばかりのスタジアム。
新しいスタジアムに入ってみたい気持ちも手伝って、東京から千葉まで片道2時間の道のりを行った。

フクアリは、鉄骨が剥き出しになっていたりするなど『費用を最小限に抑えました』ということが見てわかるスタジアムになっている。
ワールドカップとともに建てられたスタジアムが次々赤字となっている中、
こうした身の丈にあわせたスタジアムには素直に好感が持てた。

1000709ari1.jpg

 肝心の試合は、J2対J1の対決ということもあり、コンサドーレ側の席に陣取ってはみたもののほとんど期待していなかった。
 前半なかば、あっさりと新潟が先制。そのほかにも危ない場面が多々あり、このあと新潟の大量点かとの思いがよぎる。
しかし、なんとコンサドーレが砂川の見事なシュートで同点に追いついて前半を終える。後半へ向けて、一気にテンションが高まってくる展開となった。


 そして後半。立ち上がりにまたしても砂川のゴール!札幌が逆転!J2の札幌がJ1の新潟をリードする予想外の事態!

そして刻々と時間は過ぎていく・・・残り10分。

 このままいけば、このまま・・・と思いを馳せた瞬間だった。キーパーの、エリア近くのボール処理の凡ミスからあっさりと同点ゴールを許す。
「終盤に弱いコンサドーレ」
かつて熱心に見ていたころから、そういった部分だけはまったく変わっていない。
思わずため息が出る。

 そのまま90分が終了。延長戦へ。

 お互いに何度かチャンスを作る展開。とにかく早く決まってくれと、思うのだが願いは通じず延長戦でも決着はつかなかった。
PK戦へ。

 ここまで来たら、もう負けるわけにはいかない。

 始まったPK戦は、両チーム一本のミスもなく続いていく。
毎度毎度の味方キーパーへの声援もむなしく、5人、6人、7人、次々と決められていく。
そして8人目。 
まず札幌の選手が大ブーイングの中PKを決める。
続いて新潟。蹴られたボールは、札幌のキーパーがはじき出していた。


 勝った!!!


 そしてその瞬間、場内のビジョンには泣いている札幌のキーパーの姿が映し出された。
自分のミスで同点にされてしまった試合。でも最後は自分の力で勝利をつかんだ。
その上での涙なんだなと思うと、熱いものがこみあげてきた。
最後までスタジアムを後にすることなく本当によかった。
J2のチームとして唯一の勝ち残り、そしてベスト8進出。
柳下監督へのせめてもの恩返しになっただろうか。

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 満足な気持ちとともに空を見上げた。
すっかり暗くなった上空の色が、この試合の激闘を物語っていた。
posted by napolin24 at 03:37| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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